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フィン・ユール -座って心地よく、眺めて美しい椅子- WORLD WELL-KNOWN FURNITURE (世界の著名家具)VOL-1 三原・尾道・竹原で新築・注文住宅・住まいの事なら
2020.05.8

WORLD WELL-KNOWN FURNITURE (世界の著名家具)VOL-1フィン・ユールってご存知ですか? フィン・ユールはデンマークの建築家、家具デザイナー。 アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーと共にデンマークの近代家具デザインにおける代表的な人物です。フィン・ユールが初めて家具を手掛けたのは1937年。 それから80年経った今でも、彼の作品群は私達を惹きつけてやみません。 その理由は3つあります。 1つめは、類似のものがほとんど出てきてないということ。 オーガニックな曲線が生み出す美しさは、北欧に限らず世界を見渡しても、その独自性は保ったままです。 2つめは、[人の体質に密着したデザイン]であること。 見た目が華やかだけではなく、座り心地や手で触れる部分の感触の良さが、日常生活の中で心に充実感をもたらしてくれます。 3つめは、現行品として復刻・流通していることです。 今でこそ、北欧の巨匠として認識されているフィン・ユールですが、彼が亡くなった80年代後半、評価は下火になっていたようです。 造作美を備えながら、類似品がない。時代を超えて価値を持つ家具と言えます。 フィン・ユールの家具は単に美しいだけでなく、そこに座る人の仕草や振る舞いも美しさを求められるようです。 これは名作家具に共通のことと言ってもよいでしょう。
世界で最も美しい肘を持つ椅子 「№45」1945年デザイン FJ4500 W665*D730*H880 SH420 フィン・ユールの名を世界的に有名にするきっかけとなった作品。 各パーツは細部にまでこだわって美しい曲面に削り込まれた名作です。 シートとフレームの間には微妙な隙間が作られ、まるでシートが浮いているかのようなデザインです。 今回は北欧インテリアについて書いてみようと思ったスタッフYでした。