Blog
ブログ
Blog
ブログ
住宅の性能の差による光熱費比較。実際の電気料金を調査いたしました! 三原市・尾道市で新築・注文住宅・住まいの事なら
2022.02.10

寒い毎日が続きますね😣
夜、自宅でくつろいでいても
掃き出し窓から伝導してくる冷気に悩まされ、
エアコンの設定温度を上げたいけれど
『24度』の設定からさらに上げるべきなのか
私が寒がりすぎるのか??😫
電気代も気になるし……と毎夜葛藤しているスタッフSです。
暮らしてみないとわからないおうちの断熱性。
マイホーム建築後の後悔ポイントで多いのも
夏の暑さと冬の寒さについてです😭
最近は、住宅の性能(気密や断熱性・省エネルギー性)に
関心をお持ちのお客様が増えているように感じます。
後悔のないマイホームづくりにおいて、大事な「家の性能」
家づくりを考えるにあたり、
性能についての情報をインターネットなどで
調べられる方も多いのではないでしょうか??
弊社がほぼ毎月開催している
『後悔しないための賢い家づくり勉強会』においても、
おうちの性能に関する内容については重点的にお伝えしており、
ご来場頂いた方にも大変ご好評頂いております😊
高気密・高断熱のおうちのメリットとして、
・快適性(家中が快適な温度!)
・健康面でのメリット
(ヒートショック予防・高血圧やアレルギー症状の低下)
・省エネ性=【光熱費が安くすむ】ことがあげられます。
一方、デメリットとして、
R+houseの高気密・高断熱の住宅は、
一般的な住宅よりも断熱材や気密性能を高める部材を
使用するため、200~300万円建築費が割高になる
とされています。
しかし、国から出る補助金や、
生涯に渡る光熱費の差額等を検証すると、
200~300万円の建築費の増加分を差し引いても
高性能な住宅のほうがトータルコストがお得になる、
というお話もさせていただいており、
(長期優良住宅レベルと、高性能住宅[HEAT20 G1・G2レベル)で
かかる光熱費をシュミレーションした結果を基にしてお伝えしています)
皆さんその結果に驚かれると同時に
『本当にこのシミュレーション通りの光熱費になるのかな??』
と思われるのではないかなと、常々思っておりました🙄
この度、実際の生きた数値を用いて
高性能住宅の素晴らしさをお伝えしたい!と思い、
弊社で建築頂いたOB様や、他社で建築されたご家庭にご協力頂き、
・他社建築長期優良住宅レベル
・弊社建築長期優良住宅レベル
・他社建築ZEHレベル
・弊社建築R+house HEAT20 G1レベル
それぞれのご家庭の1年間の光熱費の調査結果をまとめ、
グラフにしてみました!
勿論、それぞれ立地や家族構成、おうちでの過ごし方、
家電製品等の使い方等、まったく違った生活をされており、
比較に関しては厳密なレベルのデータにはなっておりません。
しかしながら、延床面積や家族構成、
それぞれのお子様の年代を記載しましたので、
生活態様やそれに応じた光熱費の金額をぼんやりと
想定して頂けるのではないかと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです😊
では、調査結果のグラフをお見せいたしましょう。
(スマホでは見にくいかもです・・・)
各ご家庭の家族構成とおうちの性能は
【長期優良住宅相当】
・S邸
母・長男(中学生)・犬 ☆ガス・電気使用
2012年1月築
延床面積 40.32坪
(他社で建築 断熱材は吹付け断熱) 気密測定なし
・SK様邸
父・母・長女(中学生)・長男(中学生)
2012年3月築
延床面積 36.82坪
(弊社で建築 断熱材は ロックウール) 気密測定なし
【ZEH相当】
・O様邸
父・母・長男(小学生)・長女・次女(未就学児)
2014年1月築
延床面積 35.53坪 UA値0.67 C値0.69
(他社で建築 断熱はスーパーウォール工法)
【R+house HEAT20 G1相当】
・ST様邸
祖母・父・母・長女(未就学児) ☆2世帯住宅
2018年8月築
延床面積 48.65坪 UA値0.515 C値0.26
(弊社で建築R+house 断熱材はミラフォーム)
・N様邸
父・母・長男(中学生)・次男(小学生)
2017年2月築
延床面積 31.56坪 UA値0.56 C値0.36
(弊社で建築R+house 断熱材はミラフォーム)
・F様邸
父・母・長男(未就学児)
2018年3月築
延床面積 35.44坪 UA値0.497 C値0.34
(弊社で建築R+house 断熱材はミラフォーム)
備考としまして、
・長期優良住宅相当 S邸・SK邸は気密測定は未測定
・他社長期優良住宅 S邸のみガス・電気併用。
(愛犬の為に夏はリビングに24時間エアコン稼働)
・その他のご家庭はすべてオール電化住宅。
・コロナで在宅時間の増えている時期あり。
各家庭とも本来はもう少し光熱費が安いのではないかと思われます。
・R+houseの住宅(ST邸・N邸・F邸)はすべてLDKが吹き抜け
上記を踏まえてグラフを見ていきましょう。
グラフを見て頂ければ、年間光熱費の金額とおうちの性能の差は歴然かと思います。
光熱費が一番かかっているS邸
(実は私、スタッフS宅です・・・。😅
今の仕事に就く前に何も知識のない状態で
性能について何も考えずに建てた家です)は、
夏の間は愛犬の為に24時間リビング(21畳)に
エアコンを稼働させているのも光熱費が高い原因ですが、
年間21万円を超え、R+house F様邸の年間112,406円との差が
なんと102,155円という結果・・・。吹抜けもないのに・・・😭
あと30年間住み続けるとしたらこれから300万円以上の差がついてしまう!?
という悲しい結果です😱
(すでに9年住んでいるので今現在で既に約90万円、
R+houseF様邸より余分に光熱費を払っている事になりますね)
明らかに
長期優良住宅相当の住宅→ZEH相当住宅→R+houseの住宅
という性能順に、光熱費が安くなっていますね。
3件のR+houseの中で少し光熱費が割高なST様邸については、
延床面積が48.65坪と広いことと、
2世帯住宅であることが起因していると考えられます。
N様邸とF邸様邸においては、
売電価格の設定が高い時期での建築だったのもあり、
太陽光の売電収入で毎年平均8~10万円黒字になっているとのこと!!😲
光熱費ゼロどころかプラスだなんて素晴らしいですね!😍
開放的な吹き抜けのLDKで、光熱費を気にすることなく、
年中快適に過ごせるのが、高性能住宅の素晴らしいところです🤗
高気密・高断熱・計画換気により、
家中どこいにいても快適な温度で過ごせます。
冬や夏のトイレやお風呂場で、暑さ寒さを我慢することもなく、
健康的にすごせるおうち😊
一般的なR+houseの住宅は、1階と2階にそれぞれ1台ずつ。
計2台のエアコンで家中の空調がまかなえます。
弊社OB様にお聞きするところによると、
よっぽど暑い日や寒い日以外は、
冷房なら二階、暖房なら一階リビングのエアコンを
稼働するだけで良いとのことです。
R+houseの住宅は確かに一般的な住宅に比べると割高です。
初期費用の200~300万円は、勿論マイナス要因になりますし、
住宅の性能を重視されない方にとっては
『そんな高性能じゃなくても住めればいいし・・・』
とお考えになるのも、実際過去の私自身がそうだったので
とてもよく分かります。
しかし、建ててから後悔してしまうには、
【住宅】の値段は高額すぎます😣
私も当時は「間取りが希望にかなっていれば家なんて住めればいい」
くらいに考えていましたが、今、10年前に戻れるとしたら、
絶対に住宅の性能を疎かにした家づくりはしないでしょう。
じっくり家の【中身】についても勉強し、
しっかり【選んで】後悔のない【家づくり】をすることを選びます。
これからマイホームを建てられる皆さんには、
毎日家族と暮らす家だからこそ、光熱費はもちろん、
快適な住宅性能のことも考えた家づくりをして頂きたいと思います😊
後悔しないために、しっかり性能のことも知った上で、
後々になっても納得のいく選択をして頂きたいと思うスタッフSでした!
後悔しないための賢い家づくり勉強会
第76回目は2月19日(土)・20日(日)に行います!
(コロナウイルス感染症拡大防止として弊社事務所にて1組様ずつ個別にての対応です)
住宅の性能や、建ててしまってからは変更ができない、
だけど家づくりにおいてとても重要な部分や、
土地購入についてのお話もお伝えさせて頂きます!
しつこい売り込み等は一切いたしませんので、
お家づくりをお考えの方は是非お気軽にお越しくださいませ🤗
イベント概要ページはこちらから
建築家と建てる家を、身近に、手軽に。
R+house 谷前住建
https://r-plus-house-mihara.com/
https://lit.link/rhousetanimae